時代工房との出会いとHP再構築
2014年、時代工房の柴田氏から「ホームページをリニューアルされるなら協力しますよ」とお声がけいただきました。
時代工房は、外食店のメニューを視覚障がいのある方でも読み上げ機能などで利用しやすいように、統一フォーマットに変換して提供する「きけるおしながき・ユーメニュー」を作成している制作会社です。ユニーズが点字メニューに取り組んでいることや、「おこしやす京都」の活動にも関心を寄せてくださり、ユニバーサルデザイン推進の観点からも後押ししていただきました。
それまでのユニーズのホームページは、一会員が力を尽くして立ち上げてくれたもので、約10年にわたり活用してきました。しかし、視覚障がい者にも見やすいデザインにしてもらえるのなら、それは願ってもないことでした。
私たちはホームページのことについてほとんど知識がない中、柴田氏には丁寧に説明していただき、結果として小さな団体のHPとしては十分すぎるほど立派なものを作り上げてくださいました。しかも、通常であればかなりの費用がかかるところを、私たちのような小グループの予算に配慮してご対応いただきました。
その後、ユニーズの活動も変化し、当時主流だった点字・拡大・音声メニューの活動は、一定の役割を終えるかたちとなりました。現在は「おこしやす京都」の取り組みが活動の中心となり、ホームページもその内容に即した形に再構築すべき時期を迎えました。
そして2025年、再び時代工房にご協力をお願いすることになりました。キー操作で目的のページにたどり着きやすく、弱視の方にも見やすいよう、できるだけシンプルなデザインに整えていただきました。