見えるって 見えないって どんなこと!
1983年、「見えるって見えないってどんなこと!」をテーマに、ファミリー学習会を開催しました。
目の愛護デー(10月10日)に合わせて、子ども連れのご家族を対象に、スーパーマーケットの一角をお借りして実施しました。
内容は、アイバンクの啓発ビデオの上映、盲導犬ユーザーによる体験談、点字の読み書きのデモンストレーション、車いすユーザーのお話、福祉機器の紹介、アイマスクをつけての誘導体験など、多彩なプログラムを用意しました。
これは、福祉施設に市民を「呼び込む」だけでなく、私たち自身が積極的に日常の生活空間へ出向き、情報発信していくという新しい試みでもありました。
親子連れなど、約300人が来場し、点字で自分の名前を書いたり、盲福研メンバーの誘導のもと、アイマスクをつけて「見えない状態」での歩行も体験していただきました。
1984年・1985年も同様の学習会を年に1回、場所を変えて継続的に開催しました。
開催場所によっては、参加者に参加証が配布されるなどのご協力もいただきました。