盲導犬と私

はじめに

1984年から今日まで、5頭の盲導犬とともに歩んできました。
犬にもそれぞれ個性があり、そしてユーザーである私自身も、最初はまったくの無知から出発して、多くの体験を経て、少しは犬に寄り添える存在へと変わってこられたのかもしれません。
盲導犬と歩くようになってから、社会の在り方、人との関わり方、そして自分自身の考え方や行動について、それまで白杖で歩いていたときには見えてこなかったものが見えるようになった気がしています。

これから書き綴っていくのは、盲導犬と共に歩んできた中で——

1. その時々に感じたこと
2. 盲導犬事業の在り方について考えたこと
3. 盲導犬を通じて市民の方々に視覚障がい者を知り、理解してもらおうと取り組んできた活動

そうしたことを、記憶のかぎりたどりながら、記していきたいと思います。

盲導犬と私 もくじ

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