京都市動物園の盲導犬ユニットに対する対応
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京都市動物園の盲導犬ユニットに対する対応

更新日 2017年12月14日|あゆみ

 今日、地元学区主催のウォーキング大会があって、鴨川沿いから動物園まで盲導犬と一緒に参加してきました。
 何十年かぶりに動物園内を見学し始めたころ、職員に呼び止められました。「盲導犬は事務所でお預かりすることになっています」といいます。
これは寝耳に水です。「何時からそんなことが決まったのですか?」とちょっと気色ばみます。
「私には分からないので」ということで、学芸員であるという獣医さんが出てきました。
「正式に決まっているものではありませんが、やはり動物に与える影響などもあって」と言われる。
しっかりした根拠なしに公的機関が「困ります」と言われるの、こちらも困ります。
 何も園内全てを盲導犬と歩くことを認めよ、と言っているわけでは有りません。それなりの客観的説明があれば、そのエリアを避けて歩けば良いことなのです。
しかし、なんとなく、「盲導犬は困ります」というフレーズを使われることには強い違和感があります。それは、市の管轄であるからこそよけいです。

盲導犬ユニットも自由に園内を楽しめることが大前提だとは思いますが、生き物としてそれなりのリスクがあるようであれば、
それを客観的にしっかり説明して、同意を得たうえで、来園者にタイムリーに情報発信すべきでしょう。と、訴えて帰ってきました。
犬も歩けば棒に当たる、といいますが、盲導犬ユニットも、行動を拡大していこうとすると、そこには何らかのバリアが待ち構えています。

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